長い土煙のたなびく地

「白く長い雲のたなびく地(Land of the Long White Cloud)」は、マオリ語でニュージーランドを表す「アオテアロア」の直訳ですが、ラリー・オブ・ニュージーランドのパンフレットにはそれをもじって「長い土煙のたなびく地(Land of the Long Dust Cloud)」と書いてありました。もともと「アオテアロア」は北島のみを指す呼び名だったそうです。
ラリー・オブ・ニュージーランドの拠点となったハミルトンは、ニュージーランド北島北部、ワイカト地方の中心となる市で、ワイカト大学で学ぶ約15,000人の大学生を擁する大学街。都市圏人口は約18万5千人で、ニュージーランド国内で第4番目に大きな都市圏を形成しています。


ラリー前にハミルトンのメインストリートをぶらりと散歩してきました。道路は左側通行で、靴や洋服のお店では冬物セールの真っ最中。北半球の日本では残暑の厳しいこのころですが、南半球のニュージーランドはまだ冬なのです。チームのホテルに戻ると、スズキSX4 WRCの看板が出ていました。

こちらはラリーウィークの月曜の夕方にハミルトンで催されたディーラー・ファンクションの様子です。ドライバーとコドライバーへのインタビューがあり、その後サイン会となりました。

木曜日、セレモニアルスタートが行われたハミルトンのフードストリートは昼ごろから大盛況でした。そんな中、スズキのクルーはフードストリートに面するシェビーン・カフェの前でサイン会を開催。老若男女のラリーファンが激励にやって来てくれました!会が終わってから、ドライバー陣はカフェの壁に記念サイン。ハミルトンに行く際にはぜひ立ち寄ってみたいカフェです。
     


今回、サービスパークはミステリークリーク・イベントセンター内に設けられました。スズキ・ワールドラリーチームのサービスはイメージカラーの黄色は遠くからもよく目立ちます。キュートな笑顔のニュージーランド美人2人はニュージーランド・スズキのプロモーションガール達。チームポロシャツをスマートに着こなしていました。
ラリー前の水曜日には小さな応援団が来場。地元の小学生〜中学生がサービスパークの見学をしているのです。スズキ・ワールドラリーチームの説明とQ&Aも行われ、子供たちが熱心に聴き入っていました。また別な時間には車いすのゲストがトニ選手とP-G選手の応援しに来てくれました。ミステリークリーク・イベントセンターはバリアフリーなので、車いすでもサービスの見学がし易いです。


そうそう、今回私たちの移動手段となった車をご紹介します。インドネシア製のスズキAPV(1600cc)で、なかなか愛嬌のあるバンでした。

     


いよいよ金曜日からはラリー本番。遠くに気球が浮かんでおり、良いお天気でした。時計に表示された気温は12度弱。北半球の夏の熱気になれた体には本当に涼しく感じられます。とはいえ、ミステリークリークのサービスパークはサービスの時間ともなると人でごった返し、寒さを感じさせません。スズキのサービスにも黒山の人だかりができていました。また、ミステリークリークのスーパースペシャルステージはサービスパークと同じ敷地に設けられていてアクセスが容易なため、たくさんの観客がラリーカーの走りを楽しんでいました。


ラリー最終日、8月31日はP-G車のチーフメカニックであるステファンの誕生日だったので、ランチタイムに皆でお祝いしました。家族や地元から遠く離れた場所での誕生日ですが、チームの皆が家族みたいなものです。午後は最終のスーパースペシャルステージをフォークリフトのフォークに乗って見物。
結果はご存じのとおり、2台がポイントを獲得しました。ひとまず満足の結果ですが、モータースポーツのトップカテゴリーに挑む限り、狙うのは常にトップ。次の目標は5位、との意気込みを込めてドライバー陣がポーズを決めました。次の第12戦ラリー・ド・エスパーニャまではあと約1か月。SX4 WRCにさらに磨きをかけて挑みますので、ご期待ください!


お土産の定番と言えばキウィ・チョコレート。チョコレートの中の甘酸っぱいペーストが美味です。ぜひお試しを!



 

 

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