「ヘイ!ミタ クールー?(Hei! Mita¨ kuuluu?)」

さて、今回は、ラリーからは少し時間が経ってしまいましたが、8月の初めのラリー・フィンランドの様子をご紹介します。
冒頭の謎の言葉は、フィンランド語で「こんにちは!お元気ですか?」という表現。「ヘイ!」は朝・昼・晩を通じて使える「こんにちは」の意味の挨拶です。「ミタ クールー?」には、元気であれば「キートス ヒュバー(Kiitos hyva¨a¨)」と応じます。「こんにちは」と「ありがとう」と「お願いします」さえ言えれば旅行はできる、としばしば言われますが、「ありがとう」と「お願いします」、両方に使えるフィンランド語が「キートス(Kiitos)」。フィンランドに行く時にはぜひ、「ヘイ!」と「キートス」を使ってコミュニケーションしてみたいものです。

     

国土の7割近くが森林で、南部を中心に湖が多く、“森と湖の国”と称されるフィンランド。ラリーのサービスパークが置かれたユバスキラの近くにも、町を離れてしばらくすれば森があり、また、大小様々の湖が点在しています。フィンランドにはあまり大きな山はなく、さまざまな動植物が生息している森はハイキングやピクニックにぴったり。フィンランドの法律では、森に自生している花やベリー、キノコを自由に採集してよいことになっていて、ちょうど夏から秋までがベリーやキノコのシーズンです。フィンランド発の世界的に有名なキャラクターといえばムーミンですが、ムーミンにもしばしばキノコやベリーを摘む様子やこけもものジャムなどの描写がありました。森で採集できる種類豊富なベリーやさまざまな形のキノコはスーパーの店頭でも見かけることができます。また豊富な木材を材料にした木工製品は、素朴で美しいフォルムと相まって人気のあるフィンランド土産の1つです。

     

フィンランドはトニ・ガルデマイスター選手の母国。P-G・アンダーソン選手にとってもお隣の国とあって、ラリー中に開催したサイン会は大盛況になりました。中にはスズキのシャツを着て応援してくれる少年も。暖かい声援に応えられるよう、チーム一同がんばります!


ラリー最終日には、トニ選手のコドライバーのトミ・トゥオミネン選手が彼の音楽仲間とともにライブを開き、歌声を披露しました。

冒頭でも取り上げましたが、フィンランド語は日本人にとってあまりなじみのない言葉です。せっかくなので、もう少しフィンランド語をご紹介しましょう。
「はじめまして、よろしく!」という言い方は「ハウスカ タヴァタ!(Hauska tavata!)」。自己紹介をするには、たとえば「私はヤマダ タロウです」と言うときは、「ミナ オレン タロウ ヤマダ(Mina¨ olen Taro Yamada)」、または「オレン タロウ ヤマダ(Olen Taro Yamada)」と言います。私は日本人です、というのも同じ表現を使って、「ミナ オレン ヤパニライネン(Mina¨ olen japanilainen)」または「オレン ヤパニライネン(Olen japanilainen)」と言います。ここで思い出されるのが「〜ライネン」という苗字のフィンランド人のドライバーの数々ですが、この苗字は「〜をする人、〜にいる人」というのが元の意味のようです。フィンランド出身のスズキ・ワールドラリーチームのトニ選手は「〜ライネン」ではありませんが・・・。

それでは、フィンランド語の「さようなら」で今回のコラムをしめたいと思います。



 

 

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