ラリーメキシコのホストタウン、革製品の街 レオン

メキシコ中央部、グアナファト空港から国道45号線をまっすぐ北西に15kmほど行くと、グアナファト州最大の街レオンに到着します。ここが今回のラリー・メキシコのホストタウン。メキシコ国内で5番目に人口が多く、およそ125万人を擁しています。町全体の標高は約1800mで、空気が薄いのを感じます。大気がとても乾燥していて、日中は直射日光がきつく25℃近くまで気温が上がり、日向にいるとじりじりと暑く汗ばむくらいですが、日陰に入るととたんに冷えて肌寒くなります。街を行き交う人々や、観客の服装も様々。日が沈むと気温が14℃くらいまで一気に下がり、寒暖の差にうまく対処しないと風邪を引いてしまいます。しかも、ホテルの中では換気が悪いうえにエアコンが効いていたので、喉や鼻をやられるチームメンバーが続出でした。


ホテルから歩いて5分くらいのところに大きなマーケットがあり、レオンの主要産業である革製品、特に靴のお店が四方八方に軒を並べていました。中には外国製の安いスニーカーを売っている店もありましたが、多くの店ではレオンで生産された革のローファーやブーツ、ベルトなどを商っていて、日本で売っている半値以下の値札を見るとついつい立ち止まってしまいます。


ウエスタンブーツの専門店は特に圧巻です。カラフルに染色され繊細な装飾加工が施されたハンドメイドの製品は、これこそ本物、と思わずうなってしまうような見事な作品(全部一品物のように見えます)ばかり。ちょっと派手ですが、ここの乾いた大地によく似合っているような感じがします。大人用から子供用まで、男性用、女性用ともにデザイン豊富。お気に入りを探して履けば、すっかりGaucho(ガウチョ;カウボーイ)の気分になれそうです!


現地での食事もラリーの楽しみの一つです。
メキシコ料理の特徴の一つは唐辛子。街のいたるところでおばさんが台車に大小色とりどりの唐辛子を載せて歩いて売っています。一口に唐辛子といっても赤、緑、黄色、オレンジなどカラフルで、その大きさや形も実に種類豊富。また、生のままのものだけでなく、乾燥、酢漬け、燻製など加工されたものがあり、それぞれ独特の甘味や酸味、香りなどを持っていて、料理に応じて使い分けされます。
全部の唐辛子が辛いわけではなく、真っ赤な色になっていてもあまり辛くなかったり、一見色が薄くても凄く辛かったりします。おばさんが客の好みに応じて唐辛子をブレンドしているところを見ると、まるでお味噌屋さんで合わせ味噌を売っているようで、なんだか懐かしい雰囲気です。お菓子にも唐辛子が使われているのがあります。えんどう豆やピーナッツを煎った豆菓子に酸っぱい唐辛子の粉がまぶされていて、なんだか日本でも売っていそうな感じの味付けです。コロナビールが合いそう!


主食になるのはトルティーヤと呼ばれるトウモロコシ粉または小麦粉を水と油で練って薄く丸く伸ばして焼いたパンで、タコスの皮、といえばピンと来るでしょうか。これに肉料理や豆などの煮物、それに野菜とディップなど、なんでも包んで食べます。トルティーヤを使った料理も色々あります。日本でも、トルティーヤを硬めに焼いてオープンサンドイッチ風に具を載せサルサを掛けたタコスは有名ですね。他にも、具を春巻きのように巻いてソースで煮込んだエンチラーダ、同じく具を春巻きのように包んで焼いたブリート、チーズとチョリッソ(唐辛子が練りこんであるソーセージ)などをたっぷりはさんで鉄板で焼いたホットサンド風のケサティージャ、揚げたトルティーヤに豆や唐辛子、チーズをトッピングしたナチョスなど・・・どれも具沢山で野菜とお肉などをバランスよく食べることが出来ます。


メキシコ料理を食べるときの飲み物には、やっぱりライムをきゅっと絞った爽快なライトビールがよく合います。Corona(コロナ)はラリー・メキシコの冠スポンサーなので、絶対飲んでおかないといけません。またTecate(テカテ)には塩を足しても好相性です。アルコールに弱くなければ、リュウゼツランから造られるメキシコ名産の蒸留酒、テキーラも試してみてください。各ブランドがそれぞれ熟成度合いに応じたラインナップを展開していて、ストレートで飲み比べても楽しいです。塩とライム、チェイサーのサングリータ(トマトジュースに柑橘系の果汁とスパイス、ウスターソース、チリソースなどを加えたピリ辛ノンアルコールカクテル)があれば何ショットでも行けます・・・でも飲みすぎにはご注意!ちなみにリュウゼツランはレオンの空港にも植えられていました。最後に甘いお菓子もご紹介。甘納豆によく似た雰囲気の果物の砂糖漬けです。
 

 

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