デイ2は波乱の展開、トニ選手がポイント圏内をキープ

デイ2は、最も高度なテクニックを要求するラリーというラリー・フィンランドの看板に偽りがないことを示すような1日となった。デイ2の9SSは合計距離が168kmにもなる今年のラリー・フィンランドの山場で、ところどころ異なるコンディションが入り混じった路面のコースは先を読みづらく、SX4 WRCを駆る2人のドライバーにとってもハードなチャレンジとなった。
トニ・ガルデマイスター選手とP-G・アンダーソン選手はそれぞれに好走を見せたが、残念なことにアンダーソン選手がSS16カカリストの伝説的な超高速セクション、ウニンポヒャで衝撃的なクラッシュを喫してしまう。アンダーソン選手とコドライバーのヨナス・アンダーソン選手はともに打撲傷を負っており、チームでは明日の再スタートを見合わせリタイアする決定を下した。一方、ガルデマイスター選手は堅実なペースを守り、ポイント圏内の8位でデイ2を終えた。

カーニュース
アンダーソン選手の駆るSX4 WRCは、SS16でクラッシュするまでは終始ノートラブルで、トップ10以内のステージタイムをマークする好走を披露した。一方、ガルデマイスター選手のSX4 WRCは午前中のループでステアリングに一時的に不調をきたしたが、それ以外には特に問題は出ていない。むしろ問題となったのは昨日午後コースアウトした際に負傷した右腕で、デイ2の広い道幅やタイトなコーナーが印象的な難しい高速ステージに痛む右腕をかばいながら臨んだガルデマイスター選手は、終日苦しい走りを余儀なくされた。


ドライバーニュース
トニ・ガルデマイスター選手 コメント

「今日はずっと腕が痛かった。でも、それを除けばいい1日だった。どのステージも楽しんで走っているよ。このラリーを走る時はいつもそうだけど、とにかくリスクを冒すことは避けたいと思っている。チームの皆も僕自身もポイント獲得を狙っているし、それが明日の目標でもある。ただ、マシュー・ウィルソン選手が僅差で迫ってきているから、明日は追いつかれないように多少プッシュしなくてはならないだろうな。」

P-G・アンダーソン選手 コメント
「カカリストの難しい左コーナーでコースアウトして木立に突っ込んでしまったんだ。他の車も一台、同じところでクラッシュしていた。幸い、僕もヨナスも重傷は負っていない。でも、その衝撃で僕らは2人ともかなり参っている。チームの皆には本当に申し訳ないよ。車の調子は本当に絶好調だった。何も問題なかったし、ペースも適切だったと思う。ポイントも獲得できると思っていたけれど…。でも、スポーツを続ける限りこういうアクシデントは避けて通れないのだろう。」

チームニュース
ポール・ワイルディング スズキ・ワールドラリーチームマネージャー コメント

「今日はまさしく悲喜こもごもといったところです。2台のSX4 WRCは順調な走りを重ね、おかげさまでトニ選手はポイント獲得が有望な順位で最終日に臨むことになりました。トニ選手が“予防モード”と呼んでいる慎重なドライビングスタイルは、きっと明日、ポイントを取る上で功を奏するでしょう。P-G選手とヨナス選手については、まずは大きな怪我がなくて何よりでした。安全は私たちが最も重要視していることです。そのうえで、彼らがそれまで順調なペースで走ってきていただけに、リタイアすることを非常に残念に思います。」

 


DATE
SS 12
SS 13
SS 14
SS 15
SS 16
SS 17
SS 18
SS 19
SS 20
SS 21
Saturday 2 August
15.35
10.67
14.80
21.43
20.09
13.64
14.80
20.09
21.13
16.25

Pos.
Driver
Manufacturers
Time
1
Sebastien Loeb
2:33:43.5
0.0
2
Mikko Hirvonen
2:34:01.7
+18.2
3
Chris Atkinson
2:36:47.1
+3:03.6
4
Daniel Sordo
2:36:48.1
+3:04.6
5
Henning Solberg
2:37:15.1
+3:31.6
6
Petter Solberg
2:37:42.2
+3:58.7
7
Matti Rantanen
2:39:38.7
+5:55.2
8
Toni Gardemeister
2:41:12.1
+7:28.6




 
   
 
 
 
 
 

 

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