スズキ、万全を期してラリー・ドイッチェランドの舗装路に臨む

古都トリーアの中心部、古代ローマ時代の城門「ポルタ・ニグラ」のたもとでセレモ二アルスタートが催され、ラリー・ドイッチェランドが開幕した。沿道に詰めかけた大勢のラリーファンが見守る中、2台のSX4 WRCもスタートランプをくぐり、中世からある古道を走りぬけてサービスパークのパルク・フェルメ(車両保管場所)に向かった。
明朝のSS1を皮切りに、日曜日までの3日間を通じて全部で19のSSが設けられており、SX4 WRCは今年の初めに走ったモンテカルロ以降初めて舗装路でタイムを競う。今日の午前中、5.8kmのシェイクダウンステージで2台のSX4 WRCは久しぶりの舗装路の感触を試し、チームでは今回のラリーのための最終セットアップを行った。このシェイクダウンは、6か月以上もの間ターマックラリーから離れていたスズキ・ワールドラリーチームにとって、ラリーが始まる前にSX4 WRCのセッティングを調整するための貴重な機会となった。
天候は、今日一日を通して暖かく乾燥していたが、明日以降には雨の予報も出ており、油断できない状況だ。

カー・ニュース:

2台のSX4 WRCは午前中のシェイクダウンでできるだけ多く走行を重ね、いくつかの異なるセッティングを試した。チームでは最初、サスペンションをやや硬めにセットアップしておき、シェイクダウンを通じて徐々に柔らかくしてトラクションとグリップを最も得られるように調整した。その他にも合計距離が352.89kmにもなるSSに備えて多くの調整が施され、SX4 WRCの準備は万端だ。シェイクダウン中にトラブルはなく、シェイクダウン終了後には20時から市の中心部で催されるセレモ二アルスタートに向けて車両の準備が行われた。


ドライバー・ニュース:
トニ・ガルデマイスター選手 コメント

「率直に言って、SX4 WRCとターマックの相性は結構良いと思う。2週間前にフィンランドのシェイクダウンでも感じたような良い手応えが得られた。まだSX4 WRCには改良するべき部分が残っていると感じるけれど、今回のラリーに臨むうえでは悪くないよ。今日はソフトタイヤをラリー本番に残すためにハードコンパウンドのタイヤを使ったんだ。ラリー中に雨が降り出したら必要になるだろうと思ったからね。シェイクダウンのコースはとても滑りやすかった。でも、グリップはセッティングを変えるごとに確実に良くなっていった。今回のラリーでの僕の目標は、コースから外れることなくノートラブルで走り切ることだ。難しい目標だけど、順調にいけば良い結果は手堅いと思うよ。」

P-G・アンダーソン選手 コメント
「今朝は、なかなかドライビングに自信を持てない中でのスタートだった。でも、感触はどんどん良くなっていったよ。たぶん、舗装路を走るのが久しぶりというのに加えて、2週間前のフィンランドで起こしてしまった大きなクラッシュのせいだろうね。それに、ドイツはあまり経験がないんだ。最後に走ったのは2005年。少しプレッシャーを感じている。このイベントでの僕の目標はスピードと安全をきちんと両立させることだ。もしうまくできれば、今後のイベントに向けてターマックでのドライビングの仕方を身につけられると思うよ。」

チーム・ニュース
ポール・ワイルディング スズキ・ワールドラリーチーム マネージャー コメント

「このラリーは、私たちのSX4 WRCにとってモンテカルロ以来の舗装路です。つまり、これまでの7ヶ月間のイベントとはコンディションが大きく様変わりします。その上、ドイツはモンテカルロとはかなりタイプの異なるイベントです。ストップ・アンド・ゴーが多く、SX4 WRCのトラクション性能が試されるでしょう。チームもドライバーも、あまりここでの経験が豊富ではありません。ですから、私たちにとってはラリーを完走し、情報を集めて車の改良につなげることこそが重要なのです。」



 
   
 
 
 
 
 

 

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