#9 メカニックの素顔 :エサ・ハッキネン

【基本情報】
国籍:フィンランド
生年月日:1963年4月1日
出生地:フィンランド サヴォンリンナ
家族:既婚,息子2人(20歳・18歳)

職業:自動車整備士
趣味:モータースポーツ


【インタビュー】


-ラリーメカニックになるまでの道筋を教えてください

僕はずっと車にかかわる仕事をしてきた。最初、僕は自分たちのラリーカーの整備をしていたんだ。1980年台後半から1990年代前半にかけて、僕はフィンランド選手権に出場していた。それから、よそのチームから、サポートしてくれないかと頼まれるようになって、サーキットレースやラリークロスといったジャンルの車の面倒をみるようになったんだ。そうそう、トニ・ガルデマイスター選手が1991年に初めて競技に出場した時の車も整備したよ。

-スズキ・ワールドラリーチームに加わったきっかけは?
2月のスウェーデン以来このチームで働いている。トニ選手のマネージャーのペッカ・ホッカネンから電話がかかってきて、よかったらクルーに加わってくれないかと言われたんだ。もちろん、そのチャンスに飛びついたよ。

-あなたの最大の強みは何でしょう
普通ならイライラするような困難な状況でも、落ち着いていられる冷静なところ。同僚たちに僕が評価されているとしたら、それが最大のポイントじゃないかな。

-では,弱点はありますか?
言葉だね。間違いない。でも、僕の英語は徐々に良くなってきていると思う。

-ラリーという競技のどこが好きですか?
僕にとって、ラリーは一番エキサイティングなモータースポーツだ。メカニックとして言えば、車の設計が年々高度になっていき、最新の技術が続々投入されるのが興味深いし、なんといっても挑戦しがいのあるところだね。

-ラリーカーにドライバーまたはコドライバーとして乗ったことはありますか?
あるよ。フォード・エスコートをフィンランド選手権でドライブして、2回優勝した。大抵3位から5位に入っていた。

-トニ選手との付き合いはどれほどになりますか?
トニ選手のキャリアの初めのころから一緒に仕事をさせてもらっている。最初は彼のサーキット仕様のレーシングカーの面倒を見ていて、その後ラリーカーを整備するようになった。今はこうしてスズキ・ワールドラリーチームの一員として車の整備をしているけれど、国に戻ると僕たちは彼が個人的に遊んでいるBMW M3のラリーカーをよく一緒にいじるんだ。



-良い関係を築いているのですね
そうだね。お互い良く知っているし、あまり言葉で説明しなくても分かるんだ。何かうまく行っていない時なんかも。それに、お互いに本当に信頼し合っている。実際それが一番大事なことだと思う。

-今年のWRCは年間15戦ありますが,普段の生活との両立はうまくいっていますか?
正直に言うと難しいよ。うちの工場では2人フルタイムの社員を雇って、僕が留守にしている間のことを仕切ってもらっている。僕の子供のうち、年長の方は働いていて、小さい方の子供と妻は学校に通っている。妻は看護師になるために勉強をしているんだ。家族となかなか会えないのはさびしいけれど、お互い退屈しないというメリットもある。いつも何かしら家に帰った時に話すのにもってこいの面白い出来事があるからね。

-5年後のあなたは何をしているでしょう?
できればラリーにずっと関わっていたい。トニ選手と一緒に仕事して、いずれスズキのドライバーとしてトニ選手が優勝するところを見られるといいね。


 

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