スズキ、2台のSX4 WRCがともにポイント獲得

2台のSX4 WRCはアテネの北方に設けられたデイ3の6つのステージを走り、アクロポリス・ラリーを完走した。最終SSはラリーのヘッド・クウォーターが置かれたタトイ軍事空港に設けられた特設のスーパー・スペシャル・ステージで、何千人ものラリー・ファンの歓声に包まれての走行となった。
P-G・アンダーソン選手にとって、今日はドラマチックな展開となった。トップ10圏外からのスタートとなったアンダーソン選手は、今日は一切トラブルに見舞われること無く、SS19で5番手、SS17で6番手のステージ・タイムをマークする好走を見せ、残念ながら総合10位内へのランクインを辛くも逃す結果とはなったが、過去2度世界ジュニアラリー選手権を制した才気あふれるドライビングが健在であることをアピールした。一方、トニ・ガルデマイスター選手は昨日までと同様の堅調な走りを維持し、総合9位というトップ10に入る成績で今回の難ラリーを終えた。
極めてタフな、そしてドラマチックな3日間の競技を終え、年間の最も厳しいラウンドと目されるイベントでトップ10圏内の成績を修めたことにより、スズキはSX4 WRCの耐久性を証明した。昨日リタイアを喫する前、アンダーソン選手は暫定6位まで順位を上げており、走行性能が十分高いことを示している。また、ガルデマイスター選手はデイ2で生じた排気系の損傷のため、終始控えめな走りを強いられながらも、安定した走りでマシンの信頼性を示した。SX4 WRCとドライバーが一体となっての好走により、ドライバー両名はマニュファクチャラー・ポイントの獲得を達成、チームの努力が大いに報われる結果となった。


カーニュース:

トニ・ガルデマイスター選手は、昨日チームがSX4 WRCに施した微調整が功を奏したため、前を走るマシンに追いついた際に砂埃に巻き込まれ視界を奪われる以外は特に問題なく1日を走ることができた。また、P-G・アンダーソン選手も、昨日のサスペンション損傷によるリタイアから今朝スーパーラリー制度により再スタートし、ラフな路面コンディションにもかかわらずノートラブルでデイ3を走りきり、SX4 WRCがライバルマシンと競うのに不足の無い走行性能を持っていることをアピールした。


ドライバー・ニュース:
トニ・ガルデマイスター選手 コメント

「今日は良い1日だった。いくつかのステージでの砂埃にはかなり参ったけどね。すごく暑くて、道は岩だらけ、風が無いときには砂埃が舞いっぱなしなんだ。でも、車には満足している。エンジンの調子も今日は良い感じだった。今回のラリーで僕たちは車輌の開発が正しい方向に進んでいるのを実証できたと思うよ。」

P-G・アンダーソン選手 コメント
「車の調子は最高だった。どのステージも走っていて本当に楽しかったよ。どこも面白かった。3つ目と6つ目のステージは、信じられないくらい強烈にラフだったけど、幸い、リズムを見失わないで走り続けることが出来た。完璧だったよ。ただ、午前中に、砂埃が立ち込めていて道の分岐を見失ってしまったのが今日の唯一の失敗かな。チーム全体にとって、とても有意義なイベントになったと思う。同じようにタフなラリーだったサルディニアの後だから、余計にね。2週間後に控えているトルコが楽しみだよ!」


チームニュース:
ポール・ワイルディング スズキ・ワールドラリーチーム チームマネージャー

「チームは、年間の各イベントの中でもおそらく最もタフな今回のラリーにおいて、当初の目標を達成しました。場所によっては非常にラフなコンディションでしたが、SX4 WRCはライバルたちと比較しても、あまり多くのトラブルに見舞われることも無く乗り切ることが出来ました。総括してみれば、両方のマシンがマニュファクチャラー・ポイントを獲得し、また、いくつかのステージにおいて目覚しいステージ・タイムを記録した今回のラリーは私たちにとってとても喜ばしいイベントとなりました。今後に控えているチャレンジを楽しみにしながら、幸せな気分でファクトリーに戻ることができます。」


DATE
SS 14
SS 15
SS 16
SS 17
SS 18
SS 19
SS 20
6/1(日)
20.00
17.87
15.20
20.00
17.87
15.20
4.60

Pos.
Driver
Manufacturers
Time
1
セバスチャン ローブ
3:54:54.7
0.0
2
ペター ソルベルグ
3:56:04.2
+1:09.5
3
ミッコ ヒルボネン
3:56:50.8
+1:56.1
4
ウルモ アーヴァ
3:59:14.4
+4:19.7
5
ダニエル ソルド
3:59:44.1
+4:49.4
6
マシュー ウィルソン
4:01:06.0
+6:11.3
7
ヤリ−マティ ラトバラ
4:01:42.2
+6:47.5
8
へニング ソルベルグ
4:04:08.7
+9:14.0
9
トニ ガルデマイスター
4:05:08.5
+10:13.8
11
P-G アンダーソン
4:08:47.2
+13:52.5

 
   
 
 
 
 
 

 

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