スズキ、好ポジションで2008年シーズンを完了

スズキ・ワールドラリーチームの2台のSX4 WRCは、WRCデビューシーズンを締めくくる最終戦において、先月のラリー・ジャパンに並ぶ好成績を修めた。ウェールズ・ラリー・GBの全行程を、将来有望な若手ドライバーのP-G・アンダーソン選手はラリー・ジャパンと同じ総合5位、トニ・ガルデマイスター選手は7位で終え、ともにドライバーズポイントとマニュファクチャラーズポイントを獲得。シーズンエンドのジャパンとGBで2戦連続して成功を収めたことは、今シーズンのスズキの成長を何より雄弁に物語っている。SX4 WRCの走行性能と信頼性は着実に上がってきており、スズキは上り調子で2008年シーズンを完了した。

ウェールズ・ラリー・GBの最終日の行程は2つのステージからなるループをスウォンジーでのサービスを挟み2度走る構成で、SSの総距離は96.10kmに及んだ。ラリーのゴール地点となったウェールズの首都カーディフには大勢のファンが集った。夜のうちに気温が氷点下6度まで下がり、ステージは随所が霜や氷で覆われ難コンディションとなったが、スズキの2人のドライバーは足をすくわれることもなく4つのSSを走り切った。アンダーソン選手は昨日終了時のポジションを無事にキープして5位を獲得、ガルデマイスター選手は今日1つ順位を上げ7位を獲得した。


カーニュース:
2台のSX4 WRCはウェールズ・ラリー・GBの3日間を通じてパーフェクトな信頼性を示した。今季のイベントの中でも特に厳しい部類に入る今回のコンディション下で発揮した耐久性と安定性は、SX4 WRCの名声を高めることだろう。ドライバー達は今日、SX4 WRCのサスペンションを柔らかな路面に合わせてセッティングしたが、実際にはコンディションは多彩で、多くのステージで最良のラインを探りながらの走行となった。とはいえ、今回SX4 WRCはチャレンジングなステージでトップ5に入るステージタイムを記録しており、また、アンダーソン選手はデイ1を表彰台圏内で終え、SX4 WRCの秘めている高いポテンシャルを裏付けている。

ドライバー両名は最終日の今日、完走することに集中した。ガルデマイスター選手は、SS2の氷上で滑り路肩に軽く接触したものの概ね安定したペースで走り、アンダーソン選手も最初から最後まで堅実なスタイルを守った。4つのステージを通じてSX4 WRCにトラブルは一切なく、2008年シーズンの締めくくりにふさわしい好走を見せた。


ドライバーニュース:
トニ・ガルデマイスター選手 コメント

「今日は全体的にグリップの変化が激しかった。朝、カーテンを開けたら霜が降りていて、コンディションはすごく悪いだろうと思っていたよ。SS17では氷で滑って路肩に当たってしまった。下手をしたらコースアウトしていたと思う。それ以外は特に問題なかった。ポイントを獲得してシーズンを終えることができて嬉しいよ。今年1年を通じてSX4 WRCの速さと信頼性が大幅に進歩したのは間違いないね。」

P-G・アンダーソン選手 コメント
「とても良いラリーだったよ。特にデイ1終了時点で3位だったのは嬉しかった。今日は一つ上のポジションの車とは大きなタイム差があったので、ポジションの維持に全力を尽くした。幸いコンディションは昨日よりも安定していて助かった。この3日間はトリッキーな天気だったけど、ノートラブルで前回同様に今年最高の成績を修めることができた。シーズンを締めくくるのにふさわしい最高のラリーになったよ。」


チームニュース:
スズキ・ワールドラリーチーム ディレクター 稲垣秋介 コメント

「ウェールズ・ラリー・GBは極めてタフなラリーとして有名です。そのうえ、今年は予期していたよりもコンディションが悪かった。それにもかかわらず、2台のSX4 WRCは素晴らしい信頼性を見せ、2人のドライバーはコースオフなどもせず良い走りを見せてくれました。その結果、2台ともノートラブルで完走し、前回のジャパン同様にポイントを獲得しましたが、これは1年間懸命に改良に取り組んできた成果です。1年間のチームメンバーの努力に心から感謝しています。」


DATE
SS 16
SS 17
SS 18
SS 19
12/7(日)
27.96
20.09
27.96
20.09


Pos.
Driver
Manufacturers
Time
1
セバスチャン ローブ
2:43:09.6
0.0
2
ヤリ マティ ラトヴァラ
2:43:22.3
+12.7
3
ダニエル ソルド
2:44:30.2
+1:20.6
4
ペター ソルベルグ
2:45:09.2
+1:59.6
5
パー ガンナー アンダーソン
2:47:13.7
+4:04.1
6
フランソワ デュバル
2:48:17.4
+5:07.8
7
トニ ガルデマイスター
2:48:34.6
+5:25.0
8
ミッコ ヒルボネン
2:48:48.4
+5:38.8



 
   
 
 
 
 
 

 

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