第7戦 ラリー・フィンランド

  • 開催国 : フィンランド共和国
  • 開催日程 : 2009/7/30~8/2
  • 路面種類 : グラベル
  • 総走行距離 : 1449.61km

EVENT REPORT

スズキ スイフト スーパー1600 ドライバー3、4、6位入賞!

JWRC第7戦「ラリー・フィンランド」が7月30日から8月2日にかけて行われた。JWRCも残り2戦となり、今回のイベントには、JWRCにエントリーしているアーロン・ブルカルト/ミハエル・コールバッハ組(#31)、ミハエル・コシュツシコ/マチェック・シャチェパニアック組(#32)、シモーネ・ベルトロッティ/ルカ・セレスティーニ組(#33)、ヨアン・ボナート/ベンジャミン・ボールラウド組(#35)の4台のスズキ スイフト スーパー1600が参戦した。
4名のドライバーの中でも、現在、シトロエンC2をドライブするプロコップ選手とならびJWRCのポイントランキングで首位のコシュツシコ選手の結果が注目された。JWRCのポイントは、ドライバーが全8戦中6戦を選択してその合計ポイントで争われるが、ポイントランキングを争うプロコップ選手は最終戦のスペインも参戦予定であることから、このイベントが今シーズン最後のイベントとなるコシュツシコ選手にとって、JWRCのタイトル獲得のためには優勝が望まれたイベントとなった。

デイ1は、10のスペシャルステージ(SS)で争われ、コシュツシコ選手はプロコップ選手、ピノマキ選手(ルノークリオR3)に続き、順調に自分のペースで走行していたが、不運にもSS7、SS8と連続してパンクに見舞われ、6位まで順位を落とす結果となってしまった。デイ1を終了して、ブルカルト選手が3位、ボナート選手が4位、コシュツシコ選手が5位、ベルロッティ選手が8位でデイ1を終えた。
デイ2は、9つのSSで争われ、コシュツシコ選手は順調な走りで3位まで順位を上げた。ブルカルト選手は、パンクなどにより4位まで順位を落とし、ベルロッティ選手は6位でデイ2を終えた。
デイ1では、一時3位まで順位を上げたボナート選手は、SS11でのコースオフによりリタイヤとなってしまった。
最終日となるデイ3は、プロコップ選手が首位、ピノマキ選手が2位でフィニッシュした。優勝を期待されたコシュツシコ選手は3位、ブルカルト選手が4位、ベルトロッティ選手は6位でフィニッシュし、3台のスイフトスーパー1600が入賞圏内でフィニッシュした。

コシュツシコ選手は、残念ながらJWRCのタイトル獲得を逃したものの、今季2勝を上げ、最終戦のスペイン戦を終了した時点で、JWRCのポイントランキングにおいて2位もしくは3位が確定する。
プロコップ選手の優勝により、今年のJWRCタイトルはプロコップ選手が獲得した。

JWRCの第8戦「ラリー・ド・エスパーニャ」は、10月1日から4日にかけて行われる。

「ラリー・フィンランド」について

WRCのカレンダーの中でも歴史あるイベントで、チャレンジングな高速グラベルラリーとして知られている「ラリー・フィンランド」。今年も例年同様、フィンランド中部に位置する学園都市ユバスキュラを基点に開催された。「ラリー・フィンランド」は、高速グラベルと高速ジャンプが特徴であり、23のスペシャルステージ(競技総距離345.15km)、総走行距離1449.61kmで争われた。

ミハエル・コシュツシコ
ミハエル・コシュツシコ選手(ポーランド)
  • 1985年4月20日生
  • コ・ドライバー:マチェック・シャチェパニアック(ポーランド)

コシュツシコ選手にとっては、このイベントが今シーズン最後のイベントであり、JWRCタイトルを獲得するためにも出来るだけ多くのポイントを獲得することが求められたが、3位でフィニッシュし、今シーズンのJWRCを締めくくった。

「JWRCタイトルを逃したことはとても残念だけど、シーズンを振り返ってみれば、6戦中2勝を含む5回のポディウムフィニッシュの結果を残せたので、満足しているよ。やはり、ポーランドで結果を残せなかったのが大きかったね。スイフトスーパー1600もパーフェクトだったよ。」

アーロン・ブルカルト
アーロン・ブルカルト選手(ドイツ)
  • 1982年9月20日生
  • コ・ドライバー:ミハエル・コールバッハ(ドイツ)

JWRCポイントランキングで3位につけているブルカルト選手は、パンクなどのアクシデントにより4位でフィニッシュ。

「マシンの調子は良かったんだけど、パンクやダンパーのダメージによるタイムロスで上位争いが出来なかったよ。最終戦のスペインではベストを尽くして頑張るよ。」

シモーネ・ベルトロッティ
シモーネ・ベルトロッティ選手(イタリア)
  • 1985年5月4日生
  • コ・ドライバー:ルカ・セレスティーニ(イタリア)

このラリーを6位入賞でフィニッシュし、JWRCポイントランキングでは5位につけている。

「このフィンランドという特別なイベントでポイントも取れたし、いい経験になったよ。まだ学ばなければならないことも多いけど、この経験は将来きっと役立つと思う。最終戦のスペインは好きなターマックイベントなので楽しみにしているよ。」

ヨアン・ボナート
ヨアン・ボナート選手(フランス)
  • 1983年5月13日生
  • コ・ドライバー:ベンジャミン・ボールラウド(フランス)

FFSA(フランス自動車連盟)のスズキ・ラリーカップのチャンピオンであるボナート選手は、「ラリー・ポーランド」において3位入賞でフィニッシュし、今回もポディウムフィニッシュを目指したが、残念ながらデイ2でリタイヤとなった。

「とてもチャレンジングなコースだったけど、スイフトスーパー1600は、トラブルもなく調子も良かったんだ。デイ2のSS11でマシンをコースオフさせてしまって残念だよ。最終戦では、良い結果が出せるように頑張るよ。」

2009 JWRC Rd.7 : Rally Finland, final results
Pos. No. Driver Car Total Time Diff 1st
1 38 M. プロコップ シトロエン C2 S1600 3:17:03.1 0.0
2 59 K. ピノマキ ルノー クリオ R3 3:17:58.6 +55.5
3 32 M. コシュツシコ スズキ スイフトスーパー 1600 3:20:24.0 +3:20.9
4 31 A. ブルカルト スズキ スイフト スーパー 1600 3:20:53.5 +3:50.4
5 39 M. ヴァレンヴァイン ルノー クリオ R3 3:20:53.5 +13:25.5
6 33 S. ベルトロッティ スズキ スイフトスーパー 1600 3:34:19.0 +17:15.9
7 36 H. ウェイス Jr. シトロエン C2 S1600 3:51:17.8 +34:14.7
  • 2009 JWRC カレンダー
  • マシン紹介
  • ドライバー紹介
  • ドライバーズポイント