第6戦 ラリー・ポーランド

  • 開催国 : ポーランド共和国
  • 開催日程 : 2009/6/25-28
  • 路面種類 : グラベル
  • 総走行距離 : 1024.38km

EVENT REPORT

スズキ スイフト スーパー1600 ドライバー 3位入賞!

JWRC第6戦「ラリー・ポーランド」が6月25日から28日にかけて行われた。今回のイベントには、JWRCにエントリーしているミハエル・コシュツシコ/マチェック・シャチェパニアック組(#32)、シモーネ・ベルトロッティ/ルカ・セレスティーニ組(#33)、ヨアン・ボナート/ベンジャミン・ボールラウド組(#35)の3台のスズキ スイフト スーパー1600が参戦した。コシュツシコ選手にとってはJWRCのポイントラインキングにおいて首位で迎えるホームイベントであることから、ポーランドのメディアからも注目された。コシュツシコ選手は、ルノー・クリオR3を駆るオランダのケビン・アブリング選手と接戦を演じたものの、惜しくもSS16でリタイヤとなったが、ボナート選手が3位、ベルトロッティ選手が5位で入賞し、ポイントを獲得した。

デイ1では、ルノー・クリオR3を駆るアブリング選手が好調な走りでリードし、コシュツシコ選手が追う展開となった。コシュツシコ選手は、現在JWRCポイントランキングで首位ということもあり、無理することなく順調な走りで2位をキープ。ボナート選手は、4位、ベルトロッティ選手は、7位でデイ1を終えた。デイ2では、コシュツシコ選手とアブリング選手が接戦を繰り広げ、デイ2の最終ステージが終了した時点で、アブリング選手がトップ、わずか0.8秒差でコシュツシコ選手が2位につけた。3位はシトロエンC2のプロコップ選手、4位にボナート選手がつけている。
最終日のデイ3は、コシュツシコ選手とアブリング選手の接戦は続き、一時は、僅差でコシュツシコ選手がトップとなったが、SS16でコシュツシコ選手のマシンがコース上の岩にヒットしてコースオフ。この時マシンのフロント部にダメージを受け、残念ながらリタイヤとなった。
デイ3を終えて「ラリー・ポーランド」を制したのは、アブリング選手。プロコップ選手が2位、3位にはボナート選手。ベルトロッティ選手は5位でフィニッシュした。
「ラリー・ポーランド」を終えて、JWRCポイントランキングは、コシュツシコ選手とプロコップ選手が同点の36ポイントで首位となり、3位には30ポイントでブルカルト選手がつけている。

JWRCの第7戦「ラリー・フィンランド」は、7月30日から8月2日にかけて行われる。

「ラリー・ポーランド」について

1973年を最後にWRCのカレンダーから外れていた「ラリー・ポーランド」が、今年、WRCカレンダー入りをした。今年で66回目を数える歴史あるイベントで、長年にわたりヨーロッパラリー選手権のターマックイベントとして開催されていたが、今年はWRCとJWRCの1戦として、ワルシャワの北に位置するミコワイキを基点に開催された。コースは、高速のグラベルステージとなり、18のスペシャルステージ(競技総距離352km)、総走行距離1024kmで争われた。

ヨアン・ボナート
ヨアン・ボナート選手(フランス)
  • 1983年5月13日生
  • コ・ドライバー:ベンジャミン・ボールラウド(フランス)

FFSA(フランス自動車連盟)のスズキ・ラリーカップのチャンピオンであるボナート選手は、JWRC4戦目のこのイベントを3位入賞でフィニッシュし、JWRCポイントランキングでは5位につけている。

「スイフトスーパー1600は、トラブルもなくパーフェクトだったよ。ちょっとしたトラブルもあったけど、3位入賞で、6ポイント獲得できたので満足しているよ。」

シモーネ・ベルトロッティ
シモーネ・ベルトロッティ選手(イタリア)
  • 1985年5月4日生
  • コ・ドライバー:ルカ・セレスティーニ(イタリア)

このラリーを5位入賞でフィニッシュし、JWRCポイントランキングでは、ボナート選手と1ポイント差で6位につけている。

「マシンの調子は良かったけど、セッティングに苦労したよ。ラリーが進むにつれ、少しずつ自信がついてきたし、3位に入賞して、ポイントが取れたので非常に満足しているよ。このポーランドでも学ぶことが多かったよ。次のイベントでもベストを尽くすよ。」

ミハエル・コシュツシコ
ミハエル・コシュツシコ選手(ポーランド)
  • 1985年4月20日生
  • コ・ドライバー:マチェック・シャチェパニアック(ポーランド)

コシュツシコ選手にとっては、JWRCポイントランキング首位で迎えたホームイベントであり、特別なイベントであった「ラリー・ポーランド」。アブリング選手と接戦を演じたが、残念ながらリタイヤとなった。しかしながら、依然、JWRCポイントランキングでは、プロコップ選手と並び36ポイントで首位をキープしている。

「ホームイベントをこのような形で終えたのは、非常に残念だよ。どうしても、コース上の岩を避けることが出来なかったんだ。当然、本当にホームイベントで勝ちたかったけど、一番重要なことはJWRCタイトルの獲得なんだ。アブリング選手と接戦を演じ、いい調子で走れていたけど、不運にもSS16でコースオフしてリタイヤとなってしまったんだ。これも、ラリーだし、人生なんだよね。少なくとも、ポーランドのファンには、僕の走りを楽しんでもらえたと望んでいるよ。JWRCタイトル獲得に向け、次の「ラリー・フィンランド」では頑張るよ。」

2009 JWRC Rd.6 : Rally Poland, final results
Pos. No. Driver Car Total Time Diff 1st
1 37 K. アブリング ルノー クリオ R3 3:35.05.2 0.0
2 38 M. プロコップ シトロエン C2 S1600 3:36:15.4 +1:10.2
3 35 Y. ボナート スズキ スイフトスーパー 1600 3:40:39.7 +5:34.5
4 36 H. ウェイス Jr. シトロエン C2 S1600 3:45:17.2 +10:12.0
5 33 S. ベルトロッティ スズキ スイフトスーパー 1600 3:51:50.3 +16:45.1
6 59 R. ティパ シトロエン C2 S1600 3:56:32.3 +21:27.1
7 34 L. グリオッティ ルノー クリオ R3 4:00:53.6 +25:48.4
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