第4戦 ラリー・アルゼンティーナ

  • 開催国 : アルゼンティーナ
  • 開催日程 : 2009/4/23-26
  • 路面種類 : グラベル
  • 総走行距離 : 1533.56km

EVENT REPORT

コシュツシコ選手、今シーズン2度目のJWRC優勝!

JWRC第4戦「ラリー・アルゼンティーナ」が4月23日から26日にかけてアルゼンチンで行われた。

ミハエル・コシュツシコ/マチェック・シャチェパニアック組(#32)、アーロン・ブルカルト/ミハエル・コールバッハ組 (#31)の2台のスズキ スイフト スーパー1600が参戦した。コシュツシコ選手が23ステージ中14のステージでトップタイムをマークし、第3戦のポルトガル戦に続き優勝を果たした。チームメイトのブルカルト選手も2位でフィニッシュした。第4戦を終了した時点で、コシュツシコ選手がシリーズポイントランキングで首位に立ち、ブルカルト選手が4ポイント差で2位につけている。また、今年開催されたJWRCイベントの4戦中3戦でスズキ スイフトスーパー1600のドライバーがイベントを制しており、あらためてスズキ スイフトスーパー1600のポテンシャルの高さを証明した。

JWRCの次戦「ラリー・ド・イタリア-サルディニア」は、5月21日から24日にかけてイタリアのサルディニア島で行われ、グラベルステージで争われる。

「ラリー・アルゼンティーナ」について

「ラリー・アルゼンティーナ」は、WRCイベントの中でも伝統的なイベントのひとつに数えられる。今シーズン唯一南米大陸で開催されるWRCイベントで、PWRCとJWRCが併催となった。イベントはブエノスアイレスから飛行機で西へ1時間ほどのコルドバ付近のカルロス・パスという有名な湖畔リゾート地を基点に開催された。コルドバ・スタジアムに新たなスーパーSSが用意され、ラリーのオープニングとエンディングを飾った。

23のスペシャルステージ(競技総距離332.16Km)で争われたが、ステージは雨天時には滑りやすい泥となりうるやわらかい砂のグラベルステージで、ホストタウンのカルロス・パス周辺での初日イベントの後、2日目にはエル・コンドールなどのこのラリーで最も有名なステージも復活した。これらのステージはラフなステージで標高も大きく変化し、高地であるためエンジンの出力が低下する。

ミハエル・コシュツシコ
ミハエル・コシュツシコ選手(ポーランド)
  • 1985年4月20日生
  • コ・ドライバー:マチェック・シャチェパニアック(ポーランド)

コシュツシコ選手は2位に大差をつけデイ1を走行していたが、デイ1の最終ステージのSS9のゴール手前5キロ地点で彼のマシンもステアリングアームが破損しリタイヤとなった。彼はスーパーラリーシステムでデイ2を2位で復帰した。デイ2のSS16を除くすべてのステージでトップタイムをマークし、すばらしいペースを維持した。JWRCで首位を走っていたルノークリオを駆るベッテガ選手の後退により、コシュツシコ選手はトップに躍り出た。彼は最終日も終始慎重なレース運びで、今シーズン2度目の優勝を果たした。

「初日はJWRCのマシンにとってはマシンのポテンシャルを発揮するのには非常に厳しい路面状況だったたよ。大差のリードを失うことは残念だったけど、何もできなかったよ。デイ2以降はベストを尽くしたけど、不確定なリスクをおかさないように出来るだけプッシュして、トップとの差を縮めようと決めたんだ。スイフトスーパー1600は、本当に良かったし、再び首位に立てたことはうれしいよ。僕らは2度目の優勝を果たして、JWRCのポイントランキングでもトップに立てたんだから、このほどうれしいことはないよ。」

アーロン・ブルカルト
アーロン・ブルカルト選手(ドイツ)
  • 1982年9月20日生
  • コ・ドライバー:ミハエル・コールバッハ(ドイツ)

JWRCの緒戦アイルランドを制したブルカルト選手は、デイ1では、SS2でのタイヤのパンクでタイムロスをしたにもかかわらず、チームメイトのコシュツシコ選手と接戦で2位につけた。不運にもSS8でステアリングアームが破損し、リタイヤを余儀なくされたが、スーパーラリーシステムにより、3位でデイ2に戻った。デイ2では慎重なドライブにより、2位にまで順位を上げ、そのまま2位でフィニッシュした。

「デイ1のステアリングアームのトラブルは、アンラッキーだったよ。石にぶつけた覚えはないけれど、常に衝撃があったんだ。僕らは道路脇でステアリングアームを直そうとしたけど、出来なかったんだ。ミハエルと接戦だっただけに残念だよ。デイ2はかなり気をつけなければならない路面状況だったので、さらに難しいラリーだったんだ。だけど、僕らは2位に入賞できてうれしいよ。ポジションをキープするために慎重な対応をしたことが、はっきりと価値あることが分かったんだからね。チームのすばらしい仕事に感謝したいね。」

2009 JWRC Rd.4 : Rally Argentina, final results
Pos. No. Driver Car Total Time Diff 1st
1 32 M. コシュツシコ スズキ スイフトスーパー 1600 4:42:28.8 0.0
2 31 A. ブルカルト スズキ スイフトスーパー 1600 4:44:08.7 +1:39.9
3 39 A. ベッテガ ルノー クリオ R3 4:50:02.0 +7:33.2
  • 2009 JWRC カレンダー
  • マシン紹介
  • ドライバー紹介
  • ドライバーズポイント