第2戦 キプロス・ラリー

  • 開催国 : キプロス共和国
  • 開催日程 : 2009/3/12-15
  • 路面種類 : ミックスサーフェス(ターマック/グラベル)
  • 総走行距離 : 1198.00km

EVENT REPORT

スズキのドライバー、2位、3位獲得!

JWRC第2戦の「キプロス・ラリー」には、アーロン・ブルカルト/ミハエル・コールバッハ組 (#31) とミハエル・コシュツシコ/マチェック・シャチェパニアック組 (#32) の2台のスズキ スイフトスーパー1600が参加した。ミハエル・コシュツシコ選手が2位、アーロン・ブルカルト選手が3位に入賞した。2台のスイフトは、このラフで厳しいイベントを、好成績でフィニッシュした。

ブルカルト選手は、JWRCのポイントランキングにおいて、ポイントリーダーと2ポイント差のシリーズ2位、コシュツシコ選手も3位の好位置につけている。キプロスにエントリーしなかった他の2名のスズキのドライバー、シモーネ・ベルトロッティ選手、ヨアン・ボナート選手もポイントランキングにおいて、その後に続いている。第2戦終了時点で、選手権の上位5名のうち、4名がスズキのドライバーで占めている。

JWRCの第3戦の「ラリー・ド・ポルトガル」は、4月2日から5日にかけて行われ、オールグラベル路面で争われる。

「キプロス・ラリー」について

「キプロス・ラリー」は、2006年以来のWRC開催であり、1996年の「サンレモ・ラリー」以来のミックスサーフェイスで争われるイベントとなった。イベントの初日は、すべてアスファルト路面で争われ、残りの2日間は、従来のグラベル路面で争われた。そのステージは、予想されていたようにとても変化に富んでいたが、アスファルトステージでは、クルマがコーナーを通過する毎に鋭い石を撒き散らし、路面がみるみるうちに鋭い石で覆われていった。金曜日に降った豪雨のため、土曜日のグラベルステージは、ひどくぬかるむ一方で、トロードス山地で行われた最終日は、非常に低い気温となった。各ステージとも、総じてスローかつツイスティなコースで、他の開催地を含め平均速度が最も遅いイベントとなった。「キプロス・ラリー」は、リゾート地としてよく知られる、キプロス島の南岸のリマソルを起点として開催された。ラリーは、14箇所のスペシャルステージ、総距離332.07kmで争われた。

アーロン・ブルカルト
アーロン・ブルカルト選手(ドイツ)
  • 1982年9月20日生
  • コ・ドライバー:ミハエル・コールバッハ(ドイツ)

アイルランドのJWRC緒戦で優勝したブルカルト選手だが、このキプロスにおいては、オープニングステージの15キロ付近で右前のタイヤがパンクするという不運なスタートとなった。ホイールナットのトラブルによって、3分以上のタイムをロスした。初日は、タイヤの磨耗に苦しめられ、SS6では、岩にヒットし、ホイールにダメージを負ったため、リタイヤとなった。大会2日目では、スーパーラリールールのもと、5分のペナルティが加算され、再スタートした。最終ステージでは、ブレーキを失ったにもかかわらず、トラブルを避け、マシンをドライブした。最終日では、無事にフィニッシュし、ポイントを獲得することだけに集中した。

「スタートから予想していたけれど、このイベントは、本当に難しかったよ。初日のタイヤの磨耗は、本当にひどかったよ。タイヤのゴムがはがれて中の金属ワイヤが見えてしまうほどだったよ。初日を終えて、ライバルがトラブルを起こさない限り優勝争いできないと分かったんだ。だから、3位でポイントを獲得することだけに、集中したんだ。幸運なことに、この作戦はうまくいったよ。今は、次のアルゼンチン戦を楽しみにしているよ。」

ミハエル・コシュツシコ
ミハエル・コシュツシコ選手(ポーランド)
  • 1985年4月20日生
  • コ・ドライバー:マチェック・シャチェパニアック(ポーランド)

初日のアスファルトステージにおいて、ステージに撒かれた鋭い石による、極度のタイヤの磨耗に苦しんだ。初日は、2位で終えた。2日目は、最終ステージ以外のすべてのステージで上位選手とのタイムを縮め、プッシュした。最終日のデイ3は、3ステージ中、2ステージでトップタイムを出したが、パワーステアリングのトラブルによりわずかながら及ばなかった。その結果、2位でフィニッシュとなった。

「僕にとって、タフなラリーだったが、スイフトの耐久性と信頼性には、とても満足しているよ。一番の問題は、初日に発生したタイヤの磨耗だった。もし、そのトラブルがなければ、我々のペースは速かったので、優勝争いをできていたと思うよ。でも、2位入賞は良い結果で、僕の次のラウンドであるポルトガルに関して、期待できるポジションにいると思うよ。さらに上を目指して頑張るよ。」

2009 JWRC Rd.2 : Cyprus Rally, final results
Pos. No. Driver Car Total Time Diff 1st
1 38 M. プロコップ シトロエン C2 S1600 5:20:54.0 0.0
2 32 M. コシュツシコ スズキ スイフトスーパー 1600 5:22:30.8 +1:36.8
3 31 A. ブルカルト スズキ スイフトスーパー 1600 5:40:42.9 +19:48.9
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